エフエム岩手で放送中のラジオ番組「岩手医科大学～いのちから～」、次回は「鉄欠乏性貧血について」をテーマに放送します。鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄不足によって生じる貧血です。血液中には赤血球、白血球、血小板といった細胞が含まれています。このうち、赤血球は全身の組織に酸素を運ぶ役割を果たしており、赤血球に含まれるヘモグロビンというタンパクが酸素と結合し、酸素が血液に乗って全身へと運ばれます。このヘモグロビンを作るためには鉄が不可欠で、鉄が不足するとヘモグロビンがうまく作られなくなります。そうすると結合する酸素の量が少なくなり、全身に十分な酸素が行きわたらず、動悸や息切れ、めまい、立ちくらみ、疲れやすいなどの症状が現れるようになります。放送では、鉄欠乏性貧血の原因や検査・治療方法などについて、内科学講座血液腫瘍内科分野 教授 伊藤 薫樹 先生が分かりやすく解説します。どうぞお聞き逃しなく！
| 放送局／番組名 | エフエム岩手／岩手医科大学～いのちから～ |
| 放送テーマ | 鉄欠乏性貧血について |
| 番組出演 | 内科学講座血液腫瘍内科分野 教授 伊藤 薫樹 |
| 放送日時 | 令和４年１２月４日（日）９：３０～９：５５ |
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